デザインも性能も妥協無しのエレガントな新「XPS」

デルのプレミアムノートシリーズ「XPS」。そのうちの15.6型搭載ノート「XPS 15」が装いも新たに登場した。

アルミ素材を用いた洗練されたデザインの筐体にフルHDの15.6型ワイド液晶パネルや光学ドライブなどを搭載しており、ビジネスからエンタメまで幅広く活用できるのが特徴。

また、第3世代Intel Coreプロセッサの採用により、高性能と省電力を両立しているのもポイントだ。ここでは、同製品の気になる特徴と実力を紹介していこう。

デルの「XPS」シリーズのノートPCは、従来パフォーマンスとマルチメディア性能の高さに大きな特徴があった。ここ最近は、それにデザイン性の高さもプラス。個人向けPCとして、非常に洗練された製品に進化しつつある。

新しく登場した「XPS 15」も、そうした流れの中にある製品。筐体デザインが前モデルから一新されており、今春発売されて人気を集めている「XPS 13 Ultrabook」とも共通したエレガントなフォルムになった。

基本性能は、XPSシリーズだけあって非常に充実した内容となっている。レビューを行った試用機の場合、CPUは第3世代のIntel Core i5-3210M(2.50GHz)で、メモリは6GB、ストレージは32GB mSATA SSD+500GB SATA HDDという構成。

試用機ということで、メモリやストレージ、ディスクリートGPUに関しては、製品版とは異なった構成となっている、製品版ではメモリは4GBまたは8GB、ストレージは32GB mSATA SSD+750GB SATA HDD、ディスクリートGPUであるNVIDIA GeForce GT 630Mを搭載する。本レビューでは傾向をつかむため、参考としてベンチマークテストを行っている。

Windowsエクスペリエンス インデックスでは、サブスコアはプロセッサが7.1、メモリが7.5を記録した。さらに、3DMark 11 Basic Editionでベンチマークを実行してみたところ、スコアはP1136をマーク。ディスクリートGPUであるNVIDIA GeForce GT 620Mを搭載しているため、CPU内蔵のグラフィックスを利用するノートPCよりも高いパフォーマンスを発揮している。エアリーシェイプ スマートネオ公式サイト
メタルシルバーとマットブラックを基調にしたエレガントなフォルムの筐体が印象的なデルのXPS 15。外観だけでなく基本性能も充実しており、ノートパソコンとしの完成度は非常に高い。

第3世代Intel Coreプロセッサに加え、ディスクリートGPUフルHDの液晶ディスプレイ、光学ドライブなどを搭載しているため、メインマシンとしても十分に活用することができる製品だといえる。