掃除機「ココロボ」外出先から操作 シャープがスマホ新機能

シャープは21日、ロボット掃除機「ココロボ」について、スマートフォン(高機能携帯電話)を使って外出先から家電を操作できるサービスを始めると発表した。赤外線で家電を操作する「家電コントローラー」(希望小売価格1万5750円)も12月13日に発売する。スマホとの連携を高め、ココロボの販売を伸ばす。

 スマホとの連携では従来、ココロボに搭載されたカメラを使って、室内の様子を静止画でチェックする機能に限られていた。新機能はスマホの画面上に自宅の間取りを登録し、指先で指示すると、ココロボを好きな場所に動かせる。気になる場所を掃除したり、ペットの様子を確認できる。

 また、コントローラーをココロボのUSBポートにつなげれば、帰宅前にエアコンを操作して部屋を暖めたり、部屋を明るくすることができる。掃除機 オズマ OZMA

 同社によると、ロボット掃除機の出荷台数は2011年度の17万9000台から、13年度に37万5000台に膨らむ見通し。同社はココロボ全体で12年度に売上高70億円を目指している。